今日はやっとF-14の墨入れを実行できました。こうなるといよいよ完成が見えてきます☆一年以上かかりました。
墨入れで用意するものはこちら。
塗料皿・エナメル溶液・エナメル塗料(ブラック)・極細筆・綿棒。
多くの金属のパネルを継ぎはぎしている戦闘機は当然そのパネルのつなぎ目の隙間に埃やススがたまってしまうものです。ところが模型を実際飛ばし続けるわけにはいかないので、そのススなんかを再現する必要があります。これをスミイレといいます。現在は基本となる色の塗料をエアーブラシで全体に塗っているので、さっき言った隙間までその基本色に塗られています。そこを墨色にするわけです。ここで重要なのはスス役の塗料をエナメル塗料にすることです。間違ってアクリル塗料を使うと、せっかく綺麗に噴きつけた基本色を溶かしてしまう可能性があります!!
模型にもモールドというその隙間を再現した細くへっこんだ線があります。小さな模型では細部のモールドを再現していないので超かんたんです。ですので面白くない。私はそういった理由で必ず48分の1の模型をいつも選びます。長さは30センチを大きく超えるので置き場所の問題でいつももめます。のでモールドも本物と同じくらい精密です。大変です。だから面白い。
方法は簡単。極端に薄めたエナメル塗料をモールドの凹みへ毛細管現象の原理を使って流し込みます。ですので極細筆でないと細いモールドから塗料がまわりにあふれてしまいます。細い筆でも絶対あふれます。そこで必要なのが綿棒です。あせらず機首方向から後方へふき取ると、本物の戦闘機が飛行中に受ける風とその風で付くススをうまく表現できます。
下の写真がスミイレビフォー&アフターです。
向かって左の翼2枚がスミイレ前。右2枚が完了後です。
向かって左の増装パレットがスミイレ前。右が完了後です。
写真でみると??ですが、実際見ると大違いです。
塗料吸いすぎて頭いたい…
次はいつ作業できるだろうか…
F-18が待ってるのに…
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